＜原田ルート＞
要約すると、
弟分の恋愛相談を受ける兄貴分ルートといったところでしょうか。
薄桜鬼で愛に生きた原田さんでしたが、龍之介まで同じ道を辿るとは思ってもいませんでした。というかこれ、原田さんルートというより小鈴ちゃんルートだったと思います。とりあえず、原田さんは始終大人でした。ついでに龍之介が完全にデレました。さすが兄貴！
個人的に1番の萌えシーンは、何もない自分が唯一持てた小鈴ちゃんへの恋心さえ無くしてしまったら、本当に自分には何も残らないのが怖いと素直に自分の心情を吐露した龍之介と、その龍之介の頭をぐしゃぐしゃする原田さんでした。いちいち原田さんが兄貴です。すごすぎです。あと龍之介は芹沢さんに拾われていなかったらマジ死んでいたんじゃないかと思います。身体的だけでなく精神的にも。何にもないって怖い。
女のために生きる道を選んだ奴らが羨ましかったと原田さんは後に語りますが、薄桜鬼EDで千鶴ちゃんのために生きる道を選んだきっかけに龍之介が大きく影響していたようなので、とても萌えた。私が。
＜平助ルート＞
真面目にいろいろなことを悩む平助と、それに付き合っていろいろ悩む龍之介です。友情が眩しいぜ。
どうしようもないことだとわかっていても、正しいと思えないことをいつまでも悩む平助ですが、このルートを見ているとそれでいいんだという気がしてきます。龍之介との交流で決して明確な答えが見つかるわけではない。それでも、考えること悩むことをやめないと平助が決意する、というような。あれ、そんな話だったっけ。
平助ルートで好きなのは、やっぱり平助が山南さんに龍之介の今後のことを話しに行くところです。いい奴なんだよ、と訴えてくれる平助が切ない。お前もいい奴だなぁと返してあげたい。あとその後
山南さんに路傍の石扱いされた龍之介にはふいた。立場も性格も半端て、ちょｗおまｗｗそうだけどｗｗ
EDで千鶴ちゃんと幸せになった平助が、原田さんの場合とは違って龍之介と再会しなかったのが寂しかったです。ま、まさか再会できるのは原田さんとだけとか言わないよね…！？やたらと先が短いのを強調するのもやめてーBADEDのようだー。ついでに龍之介のどこが武士っぽかったのか教えてくれー平助ーうわーん。
とりあえず２人分のEDを迎えてわかったことは、男主人公だろうと、どのルートでも新撰組の仲間にはなれないんだなあということでした。芹沢さん側にいるという時点で末路は決まってしまいますし、いやなによりこの先には千鶴ちゃんがいるので龍之介が残留することなんて万に一つもありえないのはわかっているのですがだがしかし………！最終的には新撰組から逃げるという結末しかないのはさみしい。隊士として名を連ねるのはどう考えても不可能だと思いますが、せめて心意気だけでもそうなって欲しかったというのがちょっとあります。仲間だ！って堂々と言い切れるような。
千鶴ちゃんは心だけでも自分は新撰組の一員だという強い思いを抱いているけど、龍之介にはそれがまったくない。平助に自分の居場所を見つけて大切な仲間を見つけろと言われた時もちょっと寂しかったです。龍之介にとって、新撰組がそういう場所になりつつあったのかもしれないのになあと。でも、龍之介が男だったからこそ、志も生きる目的も何もない人が、日々命をかけた戦いに出る新撰組に居続けることは不可能だったのかなとも思います。ここにいたいという言葉も見つからない龍之介がつらい。平助ルートで逃げた直後の龍之介の独白がつらい。まあ確かに、見届ける役目は千鶴ちゃんがしっかりと受け持つからね！生き抜こうと決めてくれただけでも上々かと。ううう。
えー、今のところ芹沢さんは、内心のさっぱり見えない完全なる悪人ですが、私、まだ諦めない！どこかに必ず芹沢さんの思惑が語られるルートがあると信じてます。というか芹沢さん暗殺まで傍にいさせてくれぇぇ。やっぱり土方さんか。土方さんルートなのか。しかし残念だったな！真相解明っぽいルートは最後にまわすんだぜ！
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